『トトタベローネ庄内浜アンバサダー 三浦友加のお忍びレポート』

トトタベローネ庄内浜の「鯛だし麺」。

庄内産の天然の鯛を使ったラーメンやパスタ料理など、庄内を中心に山形.東京と25店舗の皆様により、

バラエティ豊かな様々な美味しいメニューを楽しませて頂きました。大変ありがとうございました!

そんな鯛だし麺に必要不可欠な食材として、

多くのお店の料理人の方から支持され、

取り入れられていたこちらの、“ゆらまちっく海鮮レディース”さん製造の「小鯛だし」

こちらの製品に一体どんな秘密と魅力があるのか、 

今回は制作現場の鶴岡市由良地区のアジトに潜入取材して参りました!!

日本海の波が荒ぶる冬の庄内浜。

ここ由良地区八乙女、という場所は約1400年前、出羽三山の開祖、蜂子皇子が京都の由良からこの地へたどり着き、岩の上に8人の美しき乙女が、笛を吹き、舞い踊り、招き入れたという伝説があることから「八乙女浦」と呼ばれ、由良の名称も着いたと言われている説もあるようです。

あかりが灯る施設があり、引き込まれるように扉を開けば、中は竜宮城のように和気あいあいとはしゃぐ乙女達の語らいが聞こえてきます。

いらっしゃいました。

現代の八乙女、“ゆらまちっく海鮮レディース”の皆さんです。

手には笛や羽衣ではなく、出刃包丁とゆらまちっくと書かれたエプロンを着用されています。

思わず姿勢がシャンとしました。

“ゆらまちっく海鮮レディース”は漁師さんの奥様や娘さんで結成されたグループだそうで、

由良の魚食文化の伝承や商品開発、魚食普及に力を入れてご活動されているそうです。

「小鯛だし」の原材料の小鯛(標準和名チダイ)は小さく、小骨も多く、足が早く、加工するにも手間がかかるため、昔も今も市場にはなかなか出回らず、未利用魚という扱いだそうです。

しかし、味は抜群に美味しいので、昔から由良ではまるごと焼いて干して保存し、使う時は割ってだしをとる。貴重な食材として各家庭で大事にされてきたそうです。

そんな庄内浜の伝統食材を、現代の食卓でも、お手軽に美味しく食べて頂きたい!!

という事で、由良地域協議会〝ゆらまちっく戦略会議〟内に開発・製造はぜひお任せを!と〝ゆらまちっく海鮮レディース〟(和田光子代表)の皆さんが立ち上がりました!

まず新鮮な小鯛を愛(め)で、

(「夏になると餌いっぺ食べてパンパンの丸々さなってめちゃくちゃめんこいんだやの〜」との談)

続いて、捌いて内臓を丁寧に取り除き、

焼き上げ、

絶妙な焼き加減をチェックしながら

乾燥させ、

目を外しつつ、

企業秘密(?!)の特殊なマシーンに入れ

骨、身、鱗、ヒレなど、

まるごと一気にキメ細かなパウダーに粉砕!!

丁寧にふるいにかけて仕上げます。

最後に小分けで使いやすいパックに詰め

使いやすく、添加物などは一切入らない

安心・安全な天然の鯛100%の小鯛だしの完成です!!

鯛ならではの上品な旨みとコク、ほんのり香ばしく生臭みもないので様々な料理に合わせやすく、

栄養価も高く、無添加、粉末なので小さなお子様の離乳食や、ご高齢の方のお食事にも嬉しい存在。

レディースの皆さんイチオシの活用法は、肉じゃがの仕上げに最後に一振りすることで、いつもよりワンランクアップの上品で極上の肉じゃがに早変わり!との事です。

だしを取って使う場合は1ℓの水に20g程の割合がおすすめとのことです。

ゆらまちっくさんのホームページに、レディースの皆さんやアル・ケッチァーノの奥田シェフや食育インストラクターの海藤道子さんがご考案されたお手軽レシピも掲載されていますので、こちらの方もぜひご覧下さい。 「小鯛だし」の他に小鯛だしを練り込んだ 「八乙女うどん」

市場性の低い小型のタコを  味付け煮にして乾燥させた「おつまみ干しだこ」、

そしてトトタベローネ庄内浜との企画で生まれた「鯛だしみそ」

なども、開発、販売されていらっしゃいます。

また、由良の漁村文化の伝承をまとめた本を出版されたり

『魚図鑑と浜料理「浜の ごっつぉ」』(2,000 円)

料理教室や、「海テラスゆら磯の風」で由良漁港で水揚げされた魚を調理・提供する取り組みにも挑戦され、

女性の雇用や活動の場を増やしながら、

コロナ渦の中、おうち時間を充実させるための新たなお手軽レシピ作りや、

お刺身鯛の熟成と旨みの研究など、多種多様な活動もされているようでした。

まさにいま、世界で注目される、

持続可能な開発目標、SDGsの理念や姿勢も持ちあわせていらっしゃるように思えました。

「自分達が創り出したものが、美味しいと喜ばれる事がとっても嬉しいですし、ありがたいです。

1人でやると大変だったり、気が滅入りそうなことも、

メンバーと仲良く楽しみながら取り組む事で乗り越えられる事もたくさんあります! 

魚離れが進む世の中と言われてますが、

これからも由良の浜文化を伝えながら、そして楽しみながら頑張ります!」

小鯛だしを生み出されたアジトには、

海の恵みに感謝し、由良の地域の浜文化を愛し、伝承し、

時代の流れに合わせて飛躍する

愛と情熱に溢れた素敵な乙女の皆さんがいらっしゃいました。

伝えきれない程たくさんの魅力を持ち合わせた

“ゆらまちっく海鮮レディース”の皆さん、

大変ありがとうございました!!

ちなみにですが、後日、八乙女うどんを頂きました。

小鯛だしが練りこまれた八乙女うどんを茹でて

上品な鯛だしが溶け出した茹で汁に醤油をたらしただけでも

じゅうぶん美味しかったのですが、

茹で汁おたま一杯、卵と葱をのせて

そして、鯛だしみそ、小鯛だし、七味をトッピングしたら

上品な鯛の味わいがたっぷりの

めちゃくちゃ美味しい

釜たま八乙女 鯛だしみそうどんが楽しめました!!

ごちそう様でした。

是非お試し下さいませ。

(三浦友加)

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